劇場版シドニアの騎士を見に行ってきたよ

劇場版シドニアの騎士「あいつむぐほし」を公開3日目に見に行ってました〜。

シドニアの騎士はかなり影響を受けた作品でして、今回の劇場版でアニメシリーズが堂々完結するとのことでずっと楽しみにしていました。

アニメ版も最後の最後まで物語が描かれた事と、何よりもつむぎを幸せにすることが出来たのが嬉しくて嬉しくてたまらなかったです…!

ネタバレあり&かなり深い内容の感想は以下につらつらと書いています。現在公開中の作品なので、ネタバレ防止のためにワンクッション敷いておきます〜。

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いやあ…これは何度でも言いますが…最高でした!!超最高でした!

ストーリーはほとんど原作沿いでしたが、劇場版で新しく追加された設定やシーンの違和感も無く、綺麗にまとまっていました!
特にナガテのビジュアル…!最初に予告映像を見た時は「エッ!?嘘でしょ!?いくらcv逢坂さんとはいえども、ナガテってここまで王道的なイケメン顔じゃないよね!?」とここ3年のうちで一、二を争うくらいの解釈違いを起こしていました。しかも上映が始まる寸前までナガテのビジュアルにずっと悶々とし、正直げんなりしていたのですが、いざおよそ110分間の上映時間が終わると「ナガテ、米泥棒時代からあのビジュアルでよかったくらいには良かった…」と、私の中のナガテ像がいとも簡単に覆ってしまうくらいには谷風長道が素晴らしかったです。とはいえ中身は全くの相変わらずというか、初めてヒロキと過ごしていた地下からシドニアの地上に出てきた時と比べてみると、劇場版開始時の彼は人間的に成長しているので、これはかなり良いビジュアル変更でもあったんじゃないかな。と、今となっては思います。斉藤ヒロキのクローンではあるけれど、長道はヒロキとは違うという趣旨のセリフもありましたし。
それにこの件については、パンフレットの中でも逢坂さんが「ナガテを演じるにあたってはカッコよすぎないようにと言われていたので、そう意識しています」と答えていらっしゃった通り、やはり逢坂さんの演技が「これまで通りの谷風長道」であったこともグッドポイントであったと思います。特につむぎに対して「人間かどうかなんて関係ないんだ!」って言った時の声のトーンや抑揚がすっごくナガテらしかったのが良かったです。
逢坂さん、最後の最後まで愛のこもった演技をありがとうございました!ナイスジョブでした…!!

シドニアでは今回の物語のセクションである終盤から登場する、山野稲汰郎くんが私は一番好きなのですが、彼の掘り下げが劇中で多数あったのが個人的に嬉しかったですね。
特に今回の劇場版で復活となった、重力祭での一大イベントである重力杯では優勝もしていたことから、姉である栄子を亡くしてから衛人操縦士になるまでの彼の苦難と努力というものが、弦打さんとの一戦だけでもしっかり伝わりました。原作での初登場シーンまではセリフも少なかったですが、少ないセリフや一言の中からも稲汰郎くんはとっても信念深い子なんだなと分かって、そう強く伝わる演技をされていた内田雄馬くんには大きな拍手を送りたいなと思いました!最高の熱演をありがとうございました…!姉ちゃんの仇を討てて本当にっ、よかったっ…!(泣)

そして何より本作のストーリーで一番外せない存在である、つむぎ!アニメシリーズでもつむぎに良い正夢を見せることができて、つむぎは本当に幸せなヒロインだな…!と見ているこっちもつられて嬉しくなりました!
つむぎはアニメ二期の時よりもさらに表情豊かになっていて、途中からつむぎが融合個体であることを忘れてしまいそうなくらいに他のキャラクターと馴染んでいました。もちろんつむぎへの感情移入も強かったです!
あと、ラストに出てくる人間態のつむぎがめっちゃ可愛いかった…!!人間になって「わはーい!わはーい!」ってぴょんぴょん跳ねて喜んでいる姿も良いし、つむぎが二足歩行で動いている姿が映像でみれるだけでもめっちゃ幸せでした。いやあ、つむぎがアニメでも幸せになって良かったー!!

他にも海苔男の復活や艦長の本心、ララァと落合のエピソードもほぼ原作通りの流れでしたが、映像化されることによって更に解像度が上がりましたね…!特にララァと落合の関係がちょっと気になったりもしました。
ただ、主題歌がAngelaじゃなかったことだけが唯一残念だったのですが、復活した長道と海苔男が出撃をする際に「誰が為に我は征く」と、シドニアのイントロが流れ始めたのは劇場版イチの激アツ演出でしたね!しかも第1期のOP映像を彷彿とさせる出撃シーンだったのがかっこよかったです!
また、今回主題歌を担当したCAPSULEは劇中歌も手がけていたのですが、こちらの劇中歌があの例のシーンにとにかくピッタリなのが良かったですね!(艦長…泣) 優しい中田ヤスタカサウンドが染みるぜ…


原作が完結してからというものの、アニメ版の方でもつむぎに幸せになって貰いたいと強く思っていて、いつか必ずポリピクさんがやってくれるだろうと信じていました。なのでずーーっと待っていてよかったです…!

とはいっても、実はこの願いが確信に変わった瞬間というものが、アニメ二期と劇場版公開前の間の期間にあったんですよ。

それは遡ること4年前。シドニアと同じく弐瓶勉作品であるBLAME!の劇場版公開時に、当時監督を務めていらっしゃった瀬下さん、今回の劇場版シドニアの騎士では監督も務めていらっしゃる当時助監督のTadyさん、そして私の好きな作品多数でもよーーくお世話になっている音響監督の岩浪さんの登壇付上映会が、なんと有り難いことに地元の劇場にドルビーアトモス対応スクリーンがあるというだけで、それ以外には立派な城しかないうちの地元でも開催されたのです。
もちろん弐瓶勉作品ファンの私は地元というこれほどまでにない近場で神アニメを作り上げた神たちが集結すると聞いて黙ってはいられず、がむしゃらに自転車を漕いで劇場に赴きました。

そんな私の故郷で開催されたトーク会にて語られた監督陣によるの話の中で、特に一番印象に残っている話題があります。
登壇スタッフ陣をはじめとするポリゴンピクチュアズのスタッフさん達の弐瓶作品愛が伝わる制作裏話が繰り広げられている中、瀬下さんが突如「ここに来てくださった方達だけに特別にお知らせしたいことがあるのですが…良いかな?」と、あるひとつの話題を振ろうと、私達…すなわち弐瓶作品ファンの観客に問いかけました。
そして私を含めた観客全員は「聞きたーーーい!!」と前のめりになり、スクリーン全体が期待感で溢れる中で瀬下さんは続けて「シドニアの騎士も3期もしくは劇場版の形で続編の企画が可能性として9割で動いていますので、楽しみに待っていただければなと思っています!」と会場に来たファンの方たちに向けて高らかに発表されたのです。
この声明を受けて、ガチで弐瓶作品が好きな人しか居ないであろう会場がすっごく湧き上がったのが強く印象に残っています。

もちろん私の心も湧きに湧いて、当時は「まだ世に出る前の情報なので、ネットで拡散したりしないでね!」と言われていたので、アニメ版シドニアの続きがまた見れる!!という幸せをこの4年間、自分の心の奥底でずーーーーーっと噛み締めていました。

ですので、ずっとシドニアの騎士の新作映像が見る日が必ず来ることをとにかく信じて、今回の劇場版をずっとずっと楽しみに日々を送っていました。そしてイザ、公開されて大きなスクリーンで見てみると期待通りのクオリティで、アニメ版も物語のラストまで送り届けることが出来でよかったと感無量でした!

それと、岩浪さんも「ではシドニア3もこの劇場で!」と言われた通りに、シドニア劇場版も地元でのドルビーアトモス上映が叶ってハチャメチャに嬉しかったですよ!!!
※ちなみに劇場版ブラムの際には、岩浪さんが事前にうちの地元の劇場に直接赴いて、劇場の音響環境に合う音響監修をされていらっしゃったので、本当に岩浪さん様様でした…!

 

シドニアの騎士はこれで原作に加えてアニメ版も完結という形になりましたが、またどこかで長道たちに会える日が来るといいですね…!そしてもっともっと、シドニア以外でも弐瓶作品の映像作品を見れたらいいなと願っています。

この度はシドニアの騎士という素晴らしい作品を、最後まで映像化して下さってありがとうございました!
シドニアに、弐瓶作品に出会えたことが本当に幸せです…!